光市室積の海商通りにある古民家で毎週火曜に開催するマルシェイベント「室積市場ん・火曜マルシェ」が現在、地域の人々から好評を得ている。
主催は、光市内飲食店・雑貨店・不動産会社・ウェブ制作会社などさまざまな業種で働く女性7人で構成する市民団体「室積市場ん」。同団体は今年1月、室積地区にある空き物件の活用や地域おこしを目的に結成された。
同団体の代表は、光市のセレクトショップ「AKEMI-Ya(アケミ屋)」とカフェ店「eatumi(イートウミ)AKEMI-Ya」を営む木村明美さん。新型コロナウイルス感染症の影響によりカフェ店の休業を余儀なくされた木村さんは4月21日、同通りにある飲食店「海商館」と協力し、老舗和菓子店「中野昌晃堂」のあった古民家で弁当や手作りマスクを販売。地域の人々から好評を得て、毎週開催することになった。
回を増すごとに出店者も増え、現在は野菜農園やパン店、カフェ店、手作り作家ら約12組が参加し、パンや、野菜、焼き菓子、雑貨、アクセサリーなどを販売している。
木村さんは「日用品や総菜など買いに行けず困っていた地域の人々から、喜んでもらえてうれしい限り。室積には魅力的な空き物件がたくさんあるので、起業したい人や住みたい人に足を運んでいただき、活性化につなげていきたい」と意気込む。
開催時間は火曜=9時~12時。