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下松でひらめの供養祭 海の恵みに感謝

供養祭の様子

供養祭の様子

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 下松市の特産品「笠戸ひらめ」をはじめとする魚介類の供養祭が10月23日、山口県漁業協同組合下松支店で行われた。

笠戸ひらめ放流の様子

 下松市観光協会や漁業関係者らでつくる「ひらめ供養奉賛会」が主催。魚介類への感謝と水産業の発展を祈願し1988(昭和63)年から行われた供養祭。

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 この日は関係者ら30人が参列。タイやヒラメが供えられた祭壇を前に、妙見宮鷲頭寺(みょうけんぐうじゅとうじ)住職が読経をあげ供養。参列者は一人ひとり、手を合わせ焼香した。その後桟橋に移動し、タイやヒラメ40匹を放流した。

 引き締まった身とコリコリとした食感が特徴の笠戸ひらめ。養殖する栽培漁業センター職員によると、餌に県特産である夏ミカンの果汁を混ぜることで、魚臭さを抑え、切身の光沢と身持ちをよくする効果があるという。昨年は約1万7000匹を出荷。その95パーセントが市内で消費されているという。年間約11万匹を放流するなど水産資源の保全にも取り組む。

 下松市観光協会の弘中佑児会長は「笠戸ひらめをおいしく食べていただくことが供養につながる。海の恵みに感謝したい」と話す。

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