西京銀行と周南市の女子バドミントンチーム「ACT SAIKYO」が主催する「バドミントンS/Jリーグ WEST in 山口」大会が12月11日、下松スポーツ公園体育館(下松市河内)で開かれた。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で国内トップリーグ「S/Jリーグ」が中止となる中、企画した同大会。同リーグに所属する女子10チームのうち、西日本の4チームが参加する。
初日のこの日は、ACT SAIKYO対山陰合同銀行、再春館製薬所対広島ガスの2試合が行われた。新型コロナ対策として観覧席を半減させ、大声での応援を禁止する中、市民ら約200人が観戦した。
地元ACT SAIKYO戦では、第1試合のダブルスでは、同チームの今井優歩・中村麻裕ペアが第3ゲームまでもつれる接戦となったが惜しくも敗北。続くシングルでは主将の齋藤栞選手が21-16、21-14と勝利。第3試合のダブルスでは加藤美幸・柏原みきペアも21-16、21-7と連勝し、久しぶりとなる実戦を2-1で勝利した。
試合終了後、齋藤選手は「久しぶりの大会で緊張したが、多くのお客さんに見守られながらの試合は気持ちも入る。コロナ禍の中、このような環境を作っていただきとてもありがたい。明日、明後日の試合にも勝利することで恩返ししたい」と意気込む。
大会は12月14日まで開催され、ジュニア選手とのエキシビションマッチやバドミントン教室も行われる。ACT SAIKYO公式ユーチューブでライブ配信も行う。