
東京2020公式アートポスター展が12月17日、スターピアくだまつ(下松市中央町)1階ロビーで始まった。
オリンピック・パラリンピックのホストタウンである下松市が、来年開催を予定する東京五輪・パラリンピックの機運醸成のため企画した同展。
公式アートポスターは、各大会の組織委員会がスポーツ・文化イベントへの認知と理解を促進するとともに、各大会の特色を世界に伝えようと20世紀初頭から制作してきた。
会場には、オリンピックがテーマの作品12点、パラリンピックがテーマの作品8点を展示。漫画家の浦沢直樹さんや荒木飛呂彦さん、オリンピックのロゴマークをデザインした美術家の野老朝雄さん、写真家で映画監督の蜷川実花さん、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんなど、世界的に活躍するアーティストやデザイナー19人が手掛けた絵画や写真、グラフィックデザイン、日本を代表する文化として漫画や書などの作品が並ぶ。
グラフィックデザイナー・大原大次郎さんの作品「動線」は、聖火リレーの行われる全国800以上の市町村名が書かれており、光市、下松市、周南市の名前も見つけることができる。
下松市地域交流課の桑島洋明さんは「来年はベトナム選手を招くホストタウン事業や聖火リレーなども予定している。著名アーティストの作品を通じ、東京2020開催に向け盛り上げていきたい」と話す。
開催時間は9時~22時。入場無料。水曜休館。12月28日まで。