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光・室積小で「南極クラス」 元観測隊員がオンラインで講習、南極の氷触る体験も

顔が凍るほどの寒さを映像から学ぶ児童ら

顔が凍るほどの寒さを映像から学ぶ児童ら

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 室積小学校(光市室積6)で1月21日、環境問題を学ぶオンライン授業「南極クラス」が行われた。

実験台となり風速60メートルの強風を体感する先生

 「南極クラス」は、長年にわたり南極昭和基地建物建設の支援を行っている「ミサワホーム」が、2011(平成23)年から、全国の小中学校などで展開している教育支援プログラム。南極を題材に、同社の観測隊員経験者が講師として、環境問題とチームワークの大切さを教える。今回は同校から依頼を受け、オンラインで開催することとなった。

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 講師を務めたのは、過去4度にわたり南極地域観測隊として活動経験のある同社グループ社員の井熊英治さん。マイナス45度の気温や風速60メートルの強風など、南極の過酷な自然環境や動物たちの様子、そんな環境下でどのように隊員たち活動し、支え合ったかなどを教えた。

 1月8日から、全校生徒1人1人にタブレットが支給された同校。この日は、5年生36人と6年生43人が参加。井熊さんが映像を交えながら面白おかしく伝える様子に児童らは時折笑い声を上げながら、タブレットを見て熱心に学んでいた。

 南極の風の体験では、先生が実験台となり風速60メートルの強風を体感した。2万年前の空気が閉じ込められているという南極の氷を触る体験では、プラスチックカップに入った氷をグループごとに観察。空気がはじける音に耳を傾けたり、のぞき込んだり、においを嗅いだりした。

 参加した生徒の一人は「知らなかった南極の話がたくさん聞けて楽しかった。2万年かけて南極の氷ができるなんて知らなかった」と話す。

 井熊さんは生徒たちに向け、「面白いな、やってみたいなと思ったら、ちょっとずつ続けることで、夢が広がっていくので頑張ってみてほしい」とエールを送る。