周南の高校生が企画したイベント「特産品も売っちょるよ 高校生フェア」が6月14日、イオンタウン周南（周南市古市1）で開催される。 　主催は周南地域地場産業振興センター（周南市鼓海2）。徳山商工高校、熊毛北高校、徳山総合支援学校の生徒が出店し、学校の課題研究や部活動の一環として企画・運営を担う。商品開発や接客を通して、創造力やコミュニケーション能力を育むとともに、地元企業との連携による地域貢献を目指す。 　徳山商工高校は、デジタルクリエイト部が、山口県産「徳佐りんご」の果肉が入った塩クッキー「しおやまりんごさん」、カメの形をしたメロンパン「かめろんぱん」、「nicoトゥンカロン」、袋麺「周南ラーメン」など、地元菓子店と連携し開発した商品を販売。水引やつまみ細工を使った手作りアクセサリーも用意する。課題研究・地域連携班の生徒による輪投げやヨーヨー釣りも行う。 　熊毛北高校は、調理研究部が地元食材を使い開発した「お豆腐屋さんのチーズケーキ」「にんじゃがモンブラン」「桃子のムース」「あまかぼっちゃの焼きタルト」「ゴボウのマーブルケーキ」などを販売する。 　徳山総合支援学校は、米袋エコバッグやさをり織りグッズ、木工用品などの手作り雑貨を出品する。 　物販コーナーでは、ジェラテリアクラキチのジェラート、鹿野ファームのレトルトカレー「一膳カレー」、朝日屋の「こんにゃくジャーキー」も取り扱う。 　徳山商工高校デジタルクリエイト部副部長の新田桃寧さんは「イベント出店は、初対面の方と対話する中で接客スキルが身に付く。お客さまから改善点を教わったこともあり、将来の仕事に生かしていきたい」と話す。 　部長の松田駿斗さんは「小さいお子さまにも楽しんでもらえる縁日ブースもあるので、気軽に足を運んでほしい。楽しく盛り上がるイベントにしたい」と意気込む。 　開催時間は11時～14時。