【山口・下松】下松市で3月5日、「道路を走る高速鉄道車両見学プロジェクト」が行われました。通常、交通量の少ない深夜に行う鉄道車両輸送を「ものづくりのまち くだまつ」をPRするため、下松市が見学イベントとして昼間に実施。沿道には鉄道ファンや市民ら3万人の観客が訪れました。今回輸送されたのは、日立製作所 笠戸事業所が製造した全長およそ25メートルのイギリス向け高速鉄道の先頭車両で、約4キロメートルの道のりを40分掛けて移動しました。 交差点で、スピードを緩めながらスムーズに左折する様子に観客から大きな歓声があがりました。今回陸送された車両を含む17両は3月20日に船積みされ、約2カ月かけてイギリスまで海上輸送されます。