下松のクルマサービス複合施設「Felix88」(下松市望町4)で4月6日、「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に参戦するレーシングチーム「INGING(インギング)」(周南市南浦山町2)の体制発表会が行われた。
この選手権は、最高時速300キロを超える国内最高峰のフォーミュラカーレース。会場ではファンら約100人の前で新型マシン「SF19(エスエフ・イチキュウ)」が披露され、会場が熱気に包まれた。
トヨタカローラ山口を母体とする同レーシングチーム。チーム名称は「JMS P.MU/CERUMO・INGING(ジェームズ ピーエムユー セルモインギング)」。2011年からチームの指揮を執る立川祐路監督と石浦宏明選手、坪井翔選手が登壇。
石浦選手は「自分たちが良い走りをしてエンジニアと連携することで流れを作っていけば、チャンピオン争いに加われるはず。しっかり結果を残していきたい」と話す。新人の坪井選手は「タイトルを何度も獲得しているこのチームに参加でき、いい意味でプレッシャーを感じているが非常に楽しみ。チームタイトルを目指し、開幕戦から表彰台争いできるようにしたい」と意気込む。
4月20日、三重県の鈴鹿サーキットで行われる第1戦を皮切りに、ドライバーズタイトルとチームタイトルの獲得を目指す。