イベント「marifu seaside（シーサイド）マルシェ」が10月19日、麻里府公民館（田布施町別府）と麻里府海岸周辺で初開催される。

音楽ライブ会場となる古民家

　20代から30代の男女5人で構成する市民団体「まりふうみねこ団」が、麻里府・馬島地区を盛り上げようと企画した。ハンドメード作家、飲食店、キッチンカーなど33組が出店するほか、魚市、ワークショップ、音楽ライブなども展開する。

　当日は、公民館裏の屋外エリアにマルシェブースを設置。出店するのは、「ひだまりりか」（布小物、編み物、ドライリース）、「木兎波製作所」（器、アクセサリー）、「AKEMI-Ya」（生活雑貨、食品）、「Hutte」（カゴ、布小物）、「ケニーズファーム」（飲み物、雑貨、野菜）、「ふくろうどう」（パン）、「弥五郎ドーナツ」（ドーナツ）、「カフェエクラン」（弁当、焼き菓子）、「山田菜園」（無農薬野菜）、キッチンカー「キッチンアリス」（だし巻き玉子サンド、バナナジュース）など。

　館内で行うワークショップは、キーリング・お絵描きロゼット作り、バルーンアート、縫わないティッシュケース作り、「星の瞳」によるシーグラスアクセサリー作り、キャンプ施設「のんびらんど うましま」による焼きマシュマロ体験、パラコードアクセサリー作り体験などを行う。

　麻里府海岸周辺では、子ども向けに「お魚タッチングプール」を設置。15時から魚市が行われる山口県漁協田布施支店隣の直売所「新鮮田布施」で鮮魚や魚のフライなどを販売する。

　音楽ライブは、歌とコントラバスのユニット「チリンとドロン」を招き公民館近くの古民家を会場に行う。シンガーの松本野々歩さんとコントラバス奏者の田中馨さんが、わらべ歌や世界の童謡を手遊びやダンスを交えて披露する。

　実行委員長の小田笙汰郎さんは「イベントを通じて、海辺の小さな町の魅力を知ってもらえたら。田布施の自然を感じながら、ゆったりとした時間を楽しんでほしい」と話す。

　開催時間は10時～16時。音楽ライブは第1部＝11時から、第2部＝14時からで、各定員50人。料金は3歳以上1,000円。チケットは、チケットサービス「ウェブチケット ツクツク」で事前販売する。駐車場は、麻里府小学校跡地、新麻里府公民館建設予定地、「のびらんど うましま」駐車場などを用意する。