女子社会人バスケットボールチーム「笠戸ブレイブスター」の選手が指導するバスケットボール教室が12月14日、沼城小学校体育館(周南市須々万本郷)で行われた。
笠戸ブレイブスターでは、チーム発足支援を目的に行ったクラウドファンディングのリターン品として、企業や団体主催のバスケット教室開催権を用意。今回行われたバスケット教室は沼城小学校卒業生が、地元の子どもたちに社会人選手の本格的なプレーを体感してもらい、技術向上と共にスポーツの魅力を感じてもらおうと企画した。
当日は、地元の小学生ミニバスケットチームのメンバーを中心に、小中高生約30人が参加。社会人バスケットボール「SB2西日本リーグ」に参戦するブレイブスターの選手がパスやシュートの基本技術を実演で見せながら指導し、後半には試合形式のミニゲームも行った。参加者は真剣な表情で取り組んでいた。
小学6年生でミニバスケットチーム「須々万バスケットボールクラブ」キャプテンの河村来実さんは「プロの選手と一緒にプレーできてうれしかった。遠くからでもシュートをしっかり決める姿や速いパス回しがすごかった。教わったことを練習に生かして、もっと強くなりたい」と話す。