見る・遊ぶ

下松市笠戸島でトレイルラン ランナー611人が参加、地元ボランティアスタッフが声援

沿道での声援

沿道での声援

  • 0

  •  

下松市笠戸島で2月12日、山道や森、海岸沿いを走る「くだまつ笠戸島アイランドトレイル2017」が開催された。主催は、下松商工会議所青年部を中心とした実行委員会。

大漁旗を使った応援

[広告]

 プロトレイルランナーの奥宮俊祐さんを大会プロデューサーに招き、トレイルランニングを通じて島の魅力発信と交流人口・観光客増を目指す同大会は今年で2回目。

 11日は国民宿舎「大城」で前夜祭が開催され、「笠戸ひらめのカルパッチョ」や「タコとキノコのアヒージョ」など地元特産品を使った料理を参加ランナーたちに振る舞った。このほか、地元住民との交流や奥宮選手とゲストランナーによるトークショーも行われた。

 翌12日、中国地方は寒波に見舞われ、笠戸島も時折小雪が降ったが、日も照り晴天に恵まれた。全国各地から参加した611人のランナーがロング30キロとショート17キロの2種目、瀬戸内海国立公園に指定される笠戸島全体を使ったコースに挑んだ。標高200メートルを超える山々や海岸沿いの断崖絶壁を駆け抜け、白い砂浜、造船所などを変化に富んだ景色を楽しみながら走った。

 スタート・ゴールのはなぐり浜海水浴場駐車場や島内3カ所に設けられた給水所では、地元高校生や住民を中心とした約380人のボランティアスタッフが声援を送り、大会を盛り上げた。選手一人ひとりの名前を呼びながら声援を送り、地元特産品の「来巻にんにく」をつかったポタージュスープなどを振る舞った。千葉県から参加した男性はゴール後、「きついコースだったが、各給水所での大声援に力をもらえた。絶景が楽しめたし、また来年も参加したい」と話す。

 大会の順位結果は次の通り。ショート男子の部、1位=丸本匠(広島市)、2位=原口 和也(静岡市)、3位=木本康一(山口県光市)。ショート女子の部、1位=代田朋子(広島県尾道市)、2位=鳴本恵理子(下関市)、3位=角島紀子(北九州市)。ロング男子の部、1位=古閑歩(福岡市)、2位=嶋雄介(下松市)、3位=山本俊介(東広島市)。ロング女子の部、1位=大下美佐子(山口市)、2位=奥田千恵(周南市)、3位=黒田藍子(東京都新宿区)。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース