弁当店「HuG kitchen(ハグキッチン)」が4月1日、周南市若宮町にオープンした。
店主の長光絵理香さんは、これまで管理栄養士として保育園に勤務し、給食調理に携わっていた。家事や育児に追われる母親をはじめ、多くの人々に栄養バランスのとれた食事を提供したいと起業を決意、同店の開業に踏み切った。
コンセプトは「育む心・育む体・育む未来」。店名の「HuG」は、抱きしめるの「ハグ」と「育む」をかけたもので、「食べて満足してほしい」という思いを込めて名付けた。
白を基調とした店内に丸い窓が印象的な同店。「豚のしょうが焼き」「白身魚フライ」「チキンステーキ」「チキンチキンゴボウ」「とんぺい焼き」「サゴシのかば焼き」「牛すき煮」など6~7種類の日替わり弁当(650円)を用意する。
女性来店客の一人は「ここのお弁当は、味がしっかりしているのに、食べても喉が渇かないから驚いた。おいしくて体にいいから何度も利用している」と笑顔を見せる。
長光さんは「おかずの味や色にメリハリをつけ、栄養バランスのとれた弁当作りにこだわっている。ゆくゆくは総菜も提供できるようにしたい。弁当を買うことに罪悪感を持たず、安心して利用してもらえるような、地域の人に愛される弁当屋さんを目指したい」と意気込む
営業時間は11時~14時(商品無くなり次第終了)。日曜、月曜、祝日定休。