周南市鹿野地区の飲食店などを巡るキャンペーン「かくれがマルシェ」が7月11日、開催される。
企画したのは、鹿野在住の岡崎麻衣さんと数井由紀さん。2人は、3年前から地域食堂「ふらっと食堂」を立ち上げ、子どもたちや地域の人々に食事を振る舞い、集える場所を提供していたが、新型コロナの影響により、テークアウトでの配布となっていた。
地域の閉塞(へいそく)感をなんとかしたいと同キャンペーンを企画した。鹿野地区の飲食店やパン店などの参加店舗を巡り、合言葉「かくれがマルシェ」を伝えると、限定商品の購入やワークショップが体験できる。
参加店は「cafe de ルレーブ」(和洋装ギャラリーいとう内)、「子たぬきのパン」、オーダー靴の専門店「ビスポークシューズN.fukuyama」、「周南クオーツ」、「アズイズ」(ふる里マルシェかの敷地内)、「Cafe Katsuura(カツウラ)」。
岡崎さんは「鹿野の自然まるごと、風や光、音、匂い、味覚の五感で感じられるマルシェ。地図を頼りに、鹿野を巡り、お宝をゲットしてもらえたら」と呼び掛ける。
毎月1回の開催を予定。8月は9日に開催する。