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下松・ほしらんど近くに和食店「さくら」 カウンター席も用意

オーナーの兼子さんと吉岡料理長、長野副料理長

オーナーの兼子さんと吉岡料理長、長野副料理長

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 和食店「さくら」(下松市東柳2、TEL 0833-48-9377)が7月1日、下松市市民交流拠点施設「ほしらんど くだまつ」前にオープンした。

近海で捕れた魚を使った海鮮丼御膳(1,800円)

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 同店がオープンしたのは、昨年6月末に閉店した「和食処はらだ」跡。「はらだ」店主とも親交があった不動産会社「スマイエ」(下松市美里町3)社長の兼子照章さんが「地域にとって必要であり、店のあかりを消したくない」と店舗を受け継ぎ、開店した。店名の「さくら」は、近くの切戸川沿いをはじめ、市内にサクラの名所が多いことから名付けた。

 店の1階には、「気軽に立ち寄ってほしい」とカウンター8席を新設し、4人から12人までの人数で使える個室5室32席を合わせ、計40席を用意する。2階には、最大50人が利用可能な宴会スペースを設けた。

 料理は、下松市近隣で取れた旬の野菜や魚を素材に、旅館や料亭で30年以上の経験を持つ吉岡哲也料理長と長野孝弘副料理長らが調理する。

 昼の部は、天丼(1,200円)、さくら膳(1,300円)、海鮮丼御膳(1,800円)、釜めし膳(2,500円)、いずれも要予約の宝華堂(3,000円)と笠戸ひらめ御膳(3,500円)など。夜は会席料理(4,000円~)のほか、牛すじ煮込み(500円)、鯵(あじ)の南蛮漬け、だし巻き卵(以上、600円)、笠戸産たこ唐揚げ、じゃことお豆腐のサラダ(以上、700円)、お造り盛り合わせ(1,000円~)などの一品料理も用意する。今後は、フグやカニなど季節限定のコースなども提供していく。

 兼子さんは「飲食店の経営は初めての経験となるが、仲間の支援があってオープンできた。地域の人々に愛される店に育てていきたい」と意気込む。

 営業時間は、昼の部=11時~14時30分、夜の部=17時30分~22時30分。木曜定休。

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