任天堂switch版ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」で周南の街並みを再現するイベントが7月24日、周南市シビック交流センターで開催される。周南マイクラ部実行委員会では現在、小学生参加者を募集している。
マインクラフト(通称=マイクラ)は、3Dブロックで構成された世界で冒険や生活を楽しむ「箱庭ゲーム」。プログラミング的思考が学べると教育現場でも注目されている。
主催は、プログラマーやデザイナーらで構成する同実行委員会。仮想空間に周南市の街を再現することで、子どもたちに街を身近に感じてもらい、オンラインで共同作業する「マルチプレイ」の魅力を伝えたいと「周南マイクラ部」を立ち上げた。
対象は、周南市内小学2年~6年生。イベントでは、参加者が一つのワールドに同時にアクセスし、協力しながら、徳山駅や図書館、郵便局、市役所、徳山動物園などを作成する。
同実行委員会代表の勝屋幸代さんは「マイクラは奥深く、自由度も高いゲーム。『友達とマルチプレイしたい』『50人クラフトしてみたい』など、子ども要求に戸惑うこともある。同じ悩みを持つ保護者と情報を共有し、安心してオンラインで遊べる環境を整えられたら」と話す。
夏休み期間をかけ制作し、完成後ユーチューブチャンネル「周南マイクラ部」で公開する。勝屋さんは「イベントをきっかけに、お母さんも一緒にマイクラを楽しんでもらいたい。夏休みの自由研究として活用してもらえたら」と呼び掛ける。
参加者は当日、マインクラフトのソフトが入っているswitch本体、「Nintendo on-line」の加入が必要となる。
開催時間は13時30分~16時30分。参加費=650円。定員10人(要保護者同伴)。事前予約制。申し込みフォームで受け付ける。