「第48回 徳山夏まつり」が7月22日～24日、周南市の徳山地区中心部で開催される。主催は徳山商工会議所。

「夏まつりプレイバック写真展」の様子

　一昨年は台風、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、3年ぶりの開催となる同イベント。今回はウイルス感染拡大防止の観点から、従来の企業・団体神輿による練り歩きや歩行者天国にしてのイベントは行わず、規模を縮小し分散して行う。

　期間中、徳山駅北口の徳山駅前賑（にぎ）わい交流施設周辺に5000本のヒマワリを飾り「夏」を演出する。24日17時から、来場者にヒマワリ進呈を行う。

　7月22日は14時から特設サイトでオンライン生配信を行う。過去の夏まつりの映像と共に振り返るトークショーのほか、インスタグラムで開催した「浴衣フォトコンテスト」の「いいね数」上位3人が浴衣姿で出場し、最終審査を行う。

　7月24日は16時から青空公園で、アイドルグループ「Yamakatsu（ヤマカツ）」やキッズダンスチーム6組によるライブイベント「青空ステージ」を開催する。Yamakatsuライブは18時15分開演。当日は先着100人の観覧申し込みを特設ブースで受け付ける。

　24日は17時30分から北口広場の噴水周辺でオイルランプと風鈴の展示を行う。

　現在、徳山駅南北自由通路南側で「夏まつりプレイバック写真展」を開催している。第1回（昭和49年）から第45回（平成30年）までの祭りの様子を紹介する写真を展示する。8月1日まで。

　徳山商工会議所の石川朋広さんは「縁日や屋台、おみこしなど、本来の徳山夏まつりの姿を楽しむことはまだできないが、コロナ禍にできうる範囲で企画した。5000本のヒマワリを見て夏気分を味わってほしい。写真展で昔の祭りの様子を懐かしみながら、コロナ禍収束まで気持ちをつなげてもらいたい」と呼び掛ける。