徳山商工高校男子ハンドボール部が8月21日、福井県で行われた全国高等学校総合体育大会(インターハイ)決勝で中部大学春日丘高校(愛知県)を破り、初出場で初優勝を果たした。
徳山商工高男子ハンドボール部がインターハイ優勝を全校生徒に報告
今年3月に行われた選抜大会で初優勝し、春夏連覇の期待がかかる徳山商工は、大会2日目の17日から登場。強豪校を相手に連日、熱戦を繰り広げ苦戦しながらも決勝まで勝ち進んだ。
21日、福井県営体育館で行われた決勝戦は、試合序盤から互いに点を重ねる白熱した試合展開。前半を16対14で折り返し迎えた後半、徳山商工が順調に点数を重ね一時はリードを8点差まで広げるも、5連続得点で粘りを見せる中部大春日丘。最後は、徳山商工の保科龍之介選手を中心に得点を重ね、31対26で徳山商工が振り切った。
藤本靖雄監督は「連覇の期待が高まる中、優勝できてほっとしている。組み合わせが厳しい中、選手たちは一戦一戦集中し、頑張って勝ち進んだ。自分たちで考え、主体的に動けるチームなので、これからも自信を持って進んでほしい」と話す。