徳山大学は来年1月5日から、4月に開学する周南公立大学の校章とロゴマークを選ぶ、市民や学生を対象とした一般投票を行う。
今月3日に県や文部科学大臣から認可を受け、来年4月に市が運営する公立大学として開学することが決定している徳山大学。「周南公立大学」への名称変更に伴う校章とロゴマークの制作、選定を急ピッチで進めている。
この日は、山口県デザイン協会に所属するデザイナー13会員が制作した校章14作品、ロゴマーク16作品の中から、1次審査を通過した校章とロゴマーク各3作品を発表。いずれの作品も、徳山大学のスクールカラーである緑と周南市のテーマカラーである青を基調とした色合いで、校章には市の花「サルビア」や、学問・飛躍をイメージした「ペン」「羽」など、ロゴマークには周南市の頭文字「S」などをモチーフとした作品などが並ぶ。
一般投票は周南市民、周南エリアの高校生、徳山大学学生教職員を対象に行い、ホームページや専用はがき、市内中学校や周南エリアの高校に設置した投票箱で受け付ける。一般投票の得票数と、山口県デザイン協会、周南市、徳山大学で構成する審査員11人の得票数を総得点とし、最も高い作品を新大学の校章・ロゴマークとして決定する。投票期間は1月5日~28日。
徳山大学の髙田隆学長は「いずれの作品も、大学の理念やミッションなどの思いが込められている。市民の皆さんと共に選び、愛着ある大学に育てていきたい」と話す。