下松市観光協会が2月11日、観光スポットを紹介するPR動画「あるくっちゃ!くだまつ」を公開した。
下松市観光協会は、コロナが収束した際に、下松市を訪れてもらおうと動画制作を企画した。動画は、花岡編(約18分)と米川編(約20分)の2作品を用意。「下松市観光ボランティアガイドの会」の喜多修さんが散策しながら紹介する。
花岡編では、下松市を代表する奇祭「稲穂祭・きつねの嫁入り」が行われる法静寺(ほうしょうじ)や花岡八幡宮、閼伽井坊(あかいぼう)など、花岡地域の旧山陽道を中心に歴史や見どころを、クイズを交えながら案内する。
米川編では、詩、短歌や俳句が刻まれた約280基の石碑が並ぶ米泉湖周辺の遊歩道、紅葉が見頃を迎える「旧内藤家屋敷跡」や大将軍山など、美しい景色を実際に歩きながら、米川地域の魅力を伝える。
喜多さんは「初めて下松市を知るという人にも興味を持ってもらえるようクイズ形式にし、工夫した。下松のすばらしい歴史と文化を知るきっかけになれば。町の活性化のお役に立てるようこれからも発信していきたい」と意気込む。
動画は、下松市観光協会公式ユーチューブチャンネルで配信する。今後シリーズ化し、市内全域の紹介動画作成も予定している。