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下松で国内最大の日本刀「破邪の御太刀」レプリカ完成 歴史知るきっかけに

実物大レプリカを持つ下松市観光協会スタッフ

実物大レプリカを持つ下松市観光協会スタッフ

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 国内最大の日本刀「破邪の御太刀(はじゃのおんたち)」の実物大レプリカが11月11日、花岡八幡宮(山口県下松市末武上戎町)でお披露目された。

花岡八幡宮が収蔵する「破邪の御太刀」と実物大レプリカ

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 花岡八幡宮に収蔵されている「破邪の御太刀」は1859(安政6)年に、邪気を払い平和な社会を築くという願いを込め、氏子らが奉納した大太刀。全長4.65メートル、重量75キログラムで日本国内最大の日本刀として知られ、1973(昭和48)年、下松市の有形文化財に指定された。

 「破邪の御太刀」は通常、資料館で保管しており、秋の例祭やボランティアガイドによる案内ツアーで一般公開している。企画制作した下松市観光協会スタッフは「実物大レプリカで大きさなどを体感してもらい、シビックプライド醸成や魅力発信につなげたい」と話す。

 レプリカは、発泡ポリスチレン板を削り立体形状を再現。重さは約3キロ。3分割することで持ち運びもできる。模型製作などを手掛ける「睦美マイクロ」(下松市東豊井)が2カ月かけ製作した。

 花岡八幡宮宮司の村上基起さんは「これまで、実物を見たいという参拝者の声に応えられず心苦しい思いをしてきた。レプリカをきっかけに情報を得た人が、ボランティアガイドの案内の下、実物と見比べ、昔の人の思いを感じてもらえたら」と話す。下松市観光ボランティア会長の喜多修さんは「レプリカに触れてもらうことで、1400年にわたる下松の歴史と文化を知るきっかけになれば」と話す。

 レプリカは今後、下松商工会議所で保管し、依頼があればイベントや学校などを対象に貸し出しを行う予定。12月1日~12月14日はゆめタウン下松で同レプリカの展示を行う。

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