周南市が3月6日、徳山下松港開港100周年記念品「みなとカード」の配布を始める。
晴海親水公園をモチーフに描いたキャラクター「晴海親水コーエン」
2月10日に開港100周年を迎えた徳山下松港の、記念事業第1弾として徳山下松港を広く市民に周知し、子どもたちに港や海を身近に感じてもらおうと配布する。
カードの表面には、周南市、下松市、光市の港や海にまつわる場所や施設、行事などをモチーフにしたアニメタッチのキャラクターが描かれており、裏面にはその詳細情報などを記載する。カードにはグー・チョキ・パーのアイコンも記されており、じゃんけんで遊ぶこともできる。
描かれたキャラクターは全100種類。周南市の晴海親水公園をモチーフに、ヤシの木のステッキを持つ魔女を描いた「晴海親水コーエン」、下松市の笠戸大橋を赤い冠をかぶった王様風に描いた「笠戸王ブリッジ」、光市の海商通りのイメージを恵比寿様風に描いた「海商ドーリ」など用意する。
3月6日から6月26日までの日曜に、周南市、下松市、光市にある「ゆめタウン」や「イオンタウン」など商業施設を回り、配布イベントを開催するほか、「徳山ポートビル」(周南市築港町)、「国民宿舎大城」(下松市笠戸島)、「くだまつ健康パーク」(下松市平田)、「フィッシングパーク光」(光市室積6)、「光ふるさと郷土館」(光市室積5)では施設限定カードを配布する。
初日の3月6日は、「ゆめタウン徳山」でスタートアップイベントを開催する。10時30分から「みなとカード」を使ったじゃんけん大会を行うほか、「みなとカード」公式LINEアカウントを友達登録した人には「みなとカード」を進呈する。
周南市商工振興課の広崎博之さんは「港にちなんだ魅力的なキャラクターがそろっている。たくさんカードを集めて、モチーフになった場所を回ってもらいたい。徳山下松港を知るきっかけになれば」と呼び掛ける。