下松市笠戸島の県道沿いにある広場「潮風ガーデン」で現在、菜の花と河津桜が開花の見頃を迎えている。
キッチンアリスの「だし巻き玉子サンド」と「玉ねぎ丸ごとスープ」
下松市観光協会では2020年、笠戸島に新たな観光スポットをつくろうと広場に約100平方メートルの花壇を整備。春には島全体に咲き誇る河津桜とともに菜の花が、夏には瀬戸内の海を背景にヒマワリが咲き、島を訪れる人々の目を楽しませている。
下松市観光協会によると、3月3日現在の同広場の菜の花は8分咲きで、河津桜は5分咲きという。この日は、菜の花と河津桜の共演を楽しみに多くの家族連れや一眼レフで熱心に撮影する人たちでにぎわっていた。
友人に誘われて初めて訪れたという周南市の女性は「今日はひな祭りなので、花をめでながらお祝いしたいと思い訪れた。来年もまた来たい」とほほ笑む。
現在、広場内にキッチンカー「キッチンアリス」が期間限定出店している。「だし巻き玉子サンド」、バナナジュース(以上、500円)、「玉ねぎ丸ごとスープ」、ホットコーヒー、アセロラジュース(以上、300円)を販売する。当初3月6日までの出店だったが、好評につき13日まで延長する。営業時間は10時~14時。
下松市観光協会の柴田博子さんは「暖かくなってきているので、週末には河津桜も8分咲きになると思う。菜の花と河津桜と海のコラボレーションを楽しんでいただけたら」と呼び掛ける。