周南市が3月10日から、「工場夜景の日」記念イベントを徳山駅周辺で開催する。
2月18日に周南市役所でオンライン開催した全国工場夜景サミット。さまざまな関連イベントが企画されていたが、新型コロナ感染拡大により開催が延期になっていた。
3月10日・11日・12日は、徳山駅北口駅前広場に4トントラックを設置し、「プペルトラック 光る絵本展 in 周南」を開催する。「えんとつ町のプペル」は、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さん原作の絵本で、周南コンビナートはモデルの一つといわれている。トラック内には同絵本の挿絵を特殊フィルムで加工し光らせた作品41点を展示する。
3月12日は、徳山駅前図書館3階交流室2で、文房具の丸シールで夜景を表現する絵画を数多く手掛ける現代美術家・大村雪乃さんのワークショップ(10時~、13時~)を開く。参加者は、大村さんの指導を受けながら、A4の台紙に丸シールを張り付け、周南の工場夜景を完成させる。事前申込制、参加費=500円。
12日10時~15時は、徳山駅前図書館1階共有席で「トクヤマ化楽クラブ」による「えんとつ町の光る缶バッチ作り」や国際交流サロンによる「LEDを使用したランタンづくり」も開催する。
12日の日没~21時は、出光興産、東ソー、トクヤマ、日鉄ステンレス、日本ゼオンのコンビナート企業5社工場照明全点灯を行う。
周南市観光交流課の野村恵子さんは「プペルトラックの光る絵本展や丸シールによるワークショップなど、昼は駅前でアートを感じて、夜はまばゆく光る周南の工場夜景を楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
光る絵本の展示時間は、3月10日・11日=16時~19時、12日=10時~19時(各日30分前から受け付け)。