JR山陽本線徳山駅で3月12日、JR西日本のIC乗車券「ICOCA(イコカ)」サービスがスタートし、記念セレモニーが行われた。
「ICOCA」は、改札機にタッチするだけで乗車区間の運賃を自動的に精算することができるIC乗車券。これまで山口県内では岩国市の南岩国駅まで利用可能だったサービスが、同日始発から山陽本線藤生駅から徳山駅までの14駅に広がった。
記念セレモニーには、藤井律子周南市長や徳山商工会議所の宮本治郎会頭らが出席。徳山駅の自動改札前でテープカットと「渡り始め」を行った。
藏原潮広島支社長は「交通機関はもちろん、街での買い物と生活の中でICOCAをどんどん活用してほしい。徳山駅を中心に多くの人が集まり、新たな価値が生まれるきっかけになれば」と話す。
JR西日本では、徳山駅以西の新南陽駅から下関駅までの20駅で来春のサービス開始を予定している。