徳山下松港に晴海ふ頭開港記念イベントが8月12日、徳山下松港で開かれた。
今年2月に100周年を迎えた同港。同イベントは徳山下松港開港100周年記念事業実行委員会が主催した。
この日は、海技教育機構の内航用練習船「大成丸」、大島商船高専の練習船「大島丸」、徳山海上保安部に所属する巡視船「くろかみ」、巡視艇「なち」の計4隻が晴海ふ頭に接岸した。
入港式典では、同実行委員長の藤井律子周南市長が「大成丸実習生の皆さん来港を歓迎すると共に、海洋立国日本を支える人材へと成長されることを祈念する」とあいさつした。その後、大成丸の阿部真二郎船長らと来港記念品の交換が行われた。
式典後は、周南市文化会館でコンサートを行う茨城県立大洗高校マーチングバンド部「BLUE-HAWKS」88人が演奏を披露し会場を盛り上げた。
晴天に恵まれた会場には家族連れなど約3000人が来場。大島丸の船内見学や体験航海、徳山海上保安部による救助訓練のデモンストレーション、放水実演見学などが行われた。