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山口・下松で製造されたJR北海道の新型鉄道車両 北の大地へけん引輸送

下松駅に停車するJR北海道の鉄道車両737系

下松駅に停車するJR北海道の鉄道車両737系

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 日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)で製造されたJR北海道の新型車両737系が11月28日、山陽本線JR下松駅を出発し北海道までけん引輸送(甲種輸送)される。

車両正面は黒色をベースにコーポレートカラーのライトグリーンと警戒色の黄色を採用したデザイン

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 JR北海道室蘭線(苫小牧~室蘭)で2023年春に運用開始する通勤形電車の同車両。来春までに13編成26両を製造する。

JR北海道によると、車両外観は「優しさが感じられ、親しみやすく若々しいイメージに」と淡いピンク色で塗装し、車両正面は黒色をベースにコーポレートカラーのライトグリーンと警戒色の黄色を採用したデザインという。

 日立製作所笠戸事業所につながる引き込み線を持つ下松駅にこの日、完成したばかりの2編成4車両がホームに到着すると、写真撮影したり車両内をのぞき込んだりする鉄道ファンたちの姿が見られた。

 下関市から訪れたという鉄道ファンは「これから遠い北海道まで輸送され、山口下松で作られた鉄道車両が、地域の足として活躍すると思うと感慨深い。淡いピンク色の車両は若い人たちに受け入れられるのでは」と笑顔を見せる。

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