カフェ「結び musubi」(周南市櫛ヶ浜、TEL 070-9068-2355)が12月25日、櫛浜市民センター近くにオープンする。
店主の船木江津子さんは、下松市花岡にあるスーパーマーケット「サンリブ下松店」で22年間、専属の試食販売員として働いてきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、試食販売ができなくなったことから昨年2月、ハムや野菜、魚介などの商品を使った料理を紹介するインスタグラムを開設。色鮮やかな盛り付けが好評を呼び、フォロワー数2700人を超える人気を集めた。船木さんは「コロナ禍でお客さんに会えず落ち込んだ時期もあったがSNSの反響を受け、いつか店を持ちたいという夢が再燃し、開業を決意した」と話す。
場所は、櫛浜の住宅地にあったカフェ店「Cafe 1346」跡。コンクリートと白壁を組み合わせシックな内装で統一された店内は、大きな窓から自然光が差し込み、開放的な空間を演出する。席数はテーブル席20席。
料理は、地元の食材や旬の野菜を使った家庭料理を、船木さんが趣味で集めてきたというこだわりの器に盛り付け提供する。
ランチメニューは、ハンバーグやから揚げなどのメイン料理に副菜やサラダ、汁物がセットになった「結びランチ」(1,380円)や天ぷらをメイン料理に副菜をそろえる「姫御膳(ひめごぜん)」(1,650円)、オリーブオイルで炒めた野菜を載せた「スパイシービーフカレー」(1,480円)などを用意する。
デザートは、長女の宮成沙也佳さんが担当し、ミニパフェやガトーショコラ、クランブルチーズケーキなどを用意する。
船木さんは「店名は、縁結びが由来。サンリブでは、たくさんのお客さんに出会い、ご縁をいただいた。新天地でも新たな縁を結んでいきたい。おいしい料理と居心地の良い空間でおもてなししたい。ゆっくりくつろいでもらえたら」と話す。
営業時間は11時~17時。月曜・火曜・祝日定休。