「笠戸島 河津桜まつり 2023」のメインフェスタが2月25日、下松市笠戸島の県道沿いにある広場「潮風ガーデン」で開催される。
下松市笠戸島には約500本の河津桜が植樹されており、毎年見頃を迎える2月中旬から3月初旬にかけ「河津桜まつり」を開催している。2021年以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、メインフェスタは中止となっていたが、3年ぶりに開催することとなった。
メイン会場となる「潮風ガーデン」には、河津桜と一緒に楽しめるようにと植えられた菜の花が一足先に満開を迎えている。当日は、会場で先着200人にぜんざいや紅白餅を振る舞うほか、下松市産「笠戸ひらめ」の一夜干しや国民宿舎大城の入浴券などを賞品にくじ抽選会も行う。
「潮風ガーデン」向かいの駐車スペース「おまつり広場」では、地元農家が野菜や加工品を販売する「農園マルシェ」を開催するほか、キッチンカーが出店し、たこ焼きや玉子サンド、タコスなどを販売する。飲食ブースでは、サザエのつぼ焼きやうどん、焼きそばなどを用意する。
下松市観光協会の柴田博子さんは「今年は大寒波の影響で、河津桜はまだ数えるほどしか咲いていないが、暖かい日が続けば一気に咲き始めそう。桜と海と菜の花を一度に楽しめる笠戸島ならではの風景を楽しんでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~14時。
期間中、潮風ガーデンにキッチンカー「キッチンアリス」(玉子サンド、バナナジュースなど)が出店するほか、18時から21時までライトアップも行う。3月5日まで。