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周南・鹿野の「やまのナース」が1周年 看護師の経験を生かし地域看護

利用を呼びかける岡﨑麻衣さん

利用を呼びかける岡﨑麻衣さん

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 周南市鹿野在住で看護師の岡﨑麻衣さんが4月1日、地域看護サービス「やまのナース」の活動を初めて1年がたった。

「KANOかくれがマルシェ」を運営する岡﨑さん

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 高齢化過疎化が進む周南市鹿野地区北部の住民を対象に行う同サービスは、電話や訪問で利用者に声かけを行い、疾病の予防、健康の保持・増進を目指す。

 光市出身で6人の子の母でもある看護師・岡﨑麻衣さんは2007(平成19)年、周南市鹿野地域に移住。昨年3月、長年勤めてきた鹿野博愛病院(現・鹿野博愛診療所)を退職し、鹿野地区で福祉事業を展開する「ギャップ・フィリング」(周南市鹿野下)に就職。看護師の経験を生かしながら地域の人々を支えたいとの思いから、地域看護サービス「やまのナース」を立ち上げたという。

 同サービスは、自身や家族の健康、介護や子育てなど相談を受け付ける電話支援プラン(ひと家族=500円~)と、健康管理など訪問しサポートする訪問支援プラン(保険適応外)を用意する。対象エリアは、電話支援プラン=周南市内、訪問支援プラン=鹿野地区北部。

 岡﨑さんは「活動を始めて1年、まだ元気だからと自分のことを後回しにされる人も多い。定期的に縁側などをお借りして、茶話会を開く予定なので、気軽に立ち寄ってほしい。困る前に手伝って、助けて、と言える身近な隣の看護師になりたい。子育てにお悩みの方、自分の健康に不安のある方、親の暮らしが気になる方も気軽に利用していただけたら」と呼びかける。

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