居酒屋「こたろう食堂」(光市島田1、TEL 0833-72-5678)が11月1日、「小料理屋こやま」跡にオープンする。
店主の神村英郎さんは、広島のホテルやイタリアンレストラン、日本料理店で18年間経験を積んだ。2021年からは光市に移住し、結婚式場「マリーズヴィル光」でシェフを務めていたが、今年7月に式場が閉鎖。神村さんは広島に戻ることも考えたが、光市の地元食材に魅了され、「小料理屋こやま」跡に居酒屋の出店を決意したという。
店舗入り口には店名が書かれた青いのれんを目印に飾る。店内にはカウンター=4席、個室=28席を用意。店内には、カウンターテーブルを新設。家族の記念日や接待などに利用できるよう個室も整えた。調理場を改装し、低温調理が可能な焼き鳥台を導入した。
定番メニューには、地野菜を使ったサラダ(500円)、「徳地たまごのタマゴ焼き」(600円)、「光タコの自家製ゆずこしょうあえ」(500円)、「赤エビのスパイス焼き」(900円)、「長州鶏手羽先の一夜干しから揚げ」(700円)、「低温調理した豚カツレツ」(900円)などをそろえる。要望や季節に合わせた調理も得意だといい「お任せコース8品」(5,000円)を用意し、そのほかの予算にも応じる。
飲み物にもこだわって豊富にそろえたといい、山口や広島を中心とした純米酒(600円~)、自然派ワイン(700円~)、果実酒(700円~)、焼酎(600円~)、ノンアルコールドリンクを用意する。
ランチは、肉を低温で焼き上げたステーキや地元産野菜をプレートで提供する定食(1,200円)や鹿野ファームのソーセージを使ったパスタセット(1,200円)、オマールエビを使ったスペシャルパスタセット(1,500円)など。
神村さんは「地元の食材を使い、この店だけで食べられる料理を作っていきたい。季節に合わせた料理を要望に合わせて提供するので、個室やカウンターでのんびりと味わってもらえたら」と呼びかける。
営業時間は、11時30分~13時30分、17時30分~22時。