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徳山駅近くにコワーキング「アラタナ」 チャレンジャーが集まるオープンな場に

ひな壇席に座る吉本龍太郎さん(中央)、弘中明彦さん(左)、稲田美紀さん(右)

ひな壇席に座る吉本龍太郎さん(中央)、弘中明彦さん(左)、稲田美紀さん(右)

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 コワーキングスペース「Shunan Innovators Hub Aratana(イノベーターズ ハブ アラタナ)」(周南市銀座1)が3月1日、徳山駅近くにオープンする。

コワーキングスペース 施設内の様子

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 環境リサイクル事業を行う「中特ホールディングス」(周南市久米)役員の吉本龍太郎さん、山口市でデジタルの活用・人材育成事業に取り組む弘中明彦さん、下松市出身で、福岡市でアパレルECとマーケティングの会社を運営する稲田美紀さんが立ち上げた。場所は徳山駅北口から徒歩1分で、2022年までJTB徳山駅前店が入居していたオフィスビルの5階。

 これまで家業の跡継ぎとして経営に携わりながら、起業体験イベントなどを主催してきた吉本さん。「大手メーカーと地場企業からなる『工業の街』である周南にも、人口減による人手不足や需要縮小による売り上げ不足など課題が多い。エリアや属性を問わずチャレンジする人が集まり、新たな(アラタナ)事業やアイデアが生れる拠点(ハブ)になれば」と話す。

 店舗面積は約100平方メートル。席数はカウンター席やテーブル席など25席のほか、会議室10席、イベントなどでも利用できる木製のひな壇席を設ける。現在はプレオープン中で、オープン後はオンラインで利用予約から施錠管理、決済までを完結させる。

 吉本さんは「コミュニティーと利便性だけでなく、外からの知見や新しい考え方が集まりやすい場所にしたい」と話し、稲田さんは「誰もが参加しやすい、オープンな場づくりをサポートしたい」。弘中さんは「山口県で面白いことをやっている場所といえばAratanaと言われるような存在になれば」と意気込む。

 営業時間は6時~24時(有人対応は平日=10時~17時)。利用料はドロップインで1時間=500円、1日利用=1,500円。月額プランは、スタンダードプラン=1万5,000円、住所利用プラン=1万7,500円、法人登記プラン=1万9,800円。

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