周南公立大学の研究活動などを紹介する地域交流イベント「しゅうなん地域共創市」が2月20日、徳山駅前図書館(周南市御幸通2)の交流室で開催される。
主催は周南公立大学地域共創センター。大学と地域が連携することで共同研究の発展や新規産業の創出を図ることを目的に、教員と学生、OBが情報を発信する。初開催となる今回、山口県・広島県の企業に勤める人を対象に、研究発表と展示ブース見学の2部構成で展開する。
交流室1では、経済経営学科や看護学科、情報科学科など3学部5学科の教員6人が登壇し、各学科や研究テーマを紹介する。地域ゼミと専門ゼミに所属する学生による活動内容も発表する。そのほか周南市役所や赤坂印刷に勤める卒業生が大学での学びをどう社会や企業で役立てているかを発表する。
16時から交流室2で、学生による地域ゼミ・専門ゼミの活動紹介や、企業との共同研究による実績展示などを行う。
地域共創センター長で経済学部准教授の立部文崇さんは「大学が地域にとってどのような役目を果たせるか、教員や学生と直接話をして知ってもらえれば。大学へのハードルを下げる機会にしたい」と話す。
開催時間は13時~17時30分。