「しゅうなんおさかな大使」を務めるお笑い芸人「いかちゃん」が7月1日、周南市立鼓南小学校(周南市新地町)を訪れ、児童と共にトラフグについて学んだ。
鼓南小学校の交流行事に参加するしゅうなんおさかな大使のいかちゃん
同市大島半島の先端に位置する粭島(すくもじま)は、フグのはえ縄漁法の発祥の地として知られる。地元である鼓南小で、いかちゃんと共にトラフグについて学ぶ交流行事が開かれ、全校児童13人のうち、10人が参加した。
交流行事では、児童が調べた内容をいかちゃんの前で発表。発表したのは、1・2年生=鼓南の魅力、3・4年生=トラフグの生態や漁業、5・6年生=海や森の環境問題。「小学生とは思えないレベルでびっくりした。分かりやすく説明してくれて心に染みた。こんなに海や自然のことを考えているのは素晴らしい。鼓南ならではの気持ちを持ち続けてほしい」といかちゃん。4年生の男児は「発表は緊張したが、いかちゃんに鼓南の自然や海の生き物について知ってもらえて良かった」と話す。
授業終了後、いかちゃんは児童たちと一緒に給食を食べながら交流を深め「おさかな大使として、もっと勉強して、フリップに絵を描くことで子どもたちに周南の魚や海の魅力を分かりやすく伝えていきたい」と意気込んだ。