サッカーJ2「レノファ山口」の田邉光平選手と末永透瑛選手が8月28日、総合化学メーカー「トクヤマ」(周南市御影町1)で職業体験を行った。
新人研修の一環として2021年からパートナー企業を訪問し、地域課題や地域の文化を学び、同世代との交流を行うプログラムを行っている同チーム。
この日、今シーズンから加入した田邉選手と末永選手が、レノファ山口とJ公民連携ESG/SDGs事業推進パートナーを締結しているトクヤマを訪問。同社の障害者雇用施設「ゆうゆうてらす」では、試合でサポーターが応援に使う竹で作られたオリジナル打楽器「竹クラーベ」の製作や、スタジアムの特設ブースで提供するおみくじの製作を体験した後、同社東工場に移動し、ゴムの補強剤などに使われる乾式シリカの製造プラントを見学した。
田邊選手は「いつも支えてくださるパートナー企業のことが学べ、貴重な体験ができた」、末永選手は「試合ではもっと上の順位を目指して行きたい。スタジアムで竹クラーベの大きな音が聞けたら」話す。
現在、J2リーグの戦績は14勝9敗5分で順位は4位。次戦は31日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)でファジアーノ岡山と対戦する。