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下松の精肉店、「田舎こんにゃくジャーキー」をこんにゃく製造業者と共同開発

「田舎こんにゃくジャーキー」を紹介する中川商店の中川社長(左)と朝日屋の中嶋部長(右)

「田舎こんにゃくジャーキー」を紹介する中川商店の中川社長(左)と朝日屋の中嶋部長(右)

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 下松の精肉・食肉加工販売店「朝日屋」(下松市瑞穂町2、TEL 0833-43-1129)が3月16日、「田舎こんにゃくジャーキー」の販売を開始した。

「田舎こんにゃくジャーキー」と田舎こんにゃく

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 山口市徳地でこんにゃくを製造する「中川商店」と共同開発した同商品。同商店は、徳地産のこんにゃく芋をすりつぶして作る昔ながらの製法でこんにゃくを製造している。昨年3月、同商店の中川直樹社長が、大学時代の後輩に当たる朝日屋の中嶋正浩製造部長に「こんにゃくを活用した新しい加工品を作れないか」と相談したことが開発のきっかけとなった。

 製造には、朝日屋が培ってきたビーフジャーキーの加工技術を応用。こんにゃく200グラムを乾燥させ、10グラムのジャーキーに仕上げる。ドイツ産の岩塩で味付けし、桜チップでいぶすことで香ばしさを加えている。

 中川社長は「食べた瞬間はパリッと硬いが、かめばかむほどこんにゃく独特の食感が戻ってくる。桜のチップの香りが広がり、肉とは違う食物繊維のかみ応えが楽しめる。健康志向の人にもぜひ試してもらいたい」と話す。

 中嶋部長は「試作では塩分の調整に苦労し、いぶす時の香りや味のバランスを調整しながら、ようやく納得のいく仕上がりになった」と話す。「珍しい商品」「酒のつまみに」とも。

 内容量は10グラムで価格は475円。朝日屋の店頭および通販サイトで販売し、道の駅などにも販路を広げていく。

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