光市にある山口県スポーツ交流村(光市光井2)で「海の日」の7月17日、「海と渚の自然体験フェスティバル」が開かれる。
同イベントは山口県セーリング連盟が主催、日本財団らが進める「海と日本プロジェクト」の一環として開催する。セーリングやマリンスポーツを通じ、海や自然の大切さを伝えるとともに地域活性化を目的とする。
ヨットやボートによるクルージング、船底から魚を見ることができるクリアカヌーやヨット体験、バナナボート、サップなどマリンスポーツのほか、陸上ではウオーターシューティングゲーム、室積のボルダリングジム「ジャッパーン」によるボルダリング体験、貝殻やシーグラスを使ったネイチャークラフトのワークショップなども行う。
同会場では、全国ニュースなどでも取り上げられ話題となった流木アート作品「流木ゴジラ」も再登場。同作品の作者である重山洋一さんは「海の安全を見守る『守り神』として復活する」と宣言し、急ピッチで製作を進めている。
県内を中心に活動する堀川玄太さんによる、路面に水でホウキや霧吹き、掃除道具などを使って絵を描く「ウオーターアート」のパフォーマンスも披露される。
同イベントの実行委員の中村光恵さんは「セーリング連盟ではあるが、ヨットに限らずマリンスポーツを楽しんでもらい、私たちの活動も知ってほしい。海に親しみをもってもらい遊びに来てほしい」と話す。同連盟では、熱中症予防のため日焼け止めの使用と肌の露出の少ない服装、濡れてもいいスニーカーなどでの参加を呼び掛けている。
開催時間は10時~15時。各体験の受け付けは9時45分~。参加料は1人300円(海上行事は小学生以上)。