「コワーキングスペースわだもり」（周南市緑町2）で10月22日、「レゴシリアスプレイ」を活用した体験型ワークショップ「組織を活性化する！『ブロックで描き出す理想の自分とチーム』が開催される。

「コワーキングスペースわだもり」会場の様子

　レゴシリアスプレイはブロックを使ったワークショップで、組織の「コミュニケーション活性化」「新入社員研修」「商品コンセプト設計」などの研修で利用されている。シェアオフィス、貸し会議室などを展開する「コワーキングスペースわだもり」代表の中田弘恵さんが認定ファリシテーターの北野孝志さんを招き開く。

　北野さんは周南市出身の中小企業診断士。千葉県浦安市を拠点に企業の経営戦略・マーケティングを中心としたコンサルティングを手掛けている。認定ファシリテーターを招いてのワークショップは山口県初の開催という。

　北野さんは「個人の価値観やビジョンを頭ではなく手を使ってブロックで表現することで、本当の自分の思いを導き出すことができる。また、参加者同士で『共有』することでチームを活性化することができる」という。今回は、当日集まった参加者で理想の疑似チームを作る体験版として開く。

　同会場は、もともと呉服店だった店舗空間をリフォームしコワーキングスペースとして運営。起業家やクリエーター、ビジネスマンの利用だけではなく、子どものための「プレゼン塾」や習字教室などさまざまな分野や世代で利用されている。中田さんは「企業だけでなく地域団体で活動している人など、いろいろな人に参加してほしい。自分の可能性を広げる場として活用してほしい」と参加を呼び掛ける。

　開催時間は13時～18時。参加費3,000円。先着15人。当日使用するブロックキット一式（1,500円相当）は持ち帰ることができる。申し込み方法などはホームページで確認できる。