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周南・銀南街で「アトリエランチ」 フランス料理を学びながら食事を楽しむ

「海と街が見える場所でゆっくりと時間を楽しんでほしい」と話す橋本さん

「海と街が見える場所でゆっくりと時間を楽しんでほしい」と話す橋本さん

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 周南市銀南街、カフェ・雑貨店「bloom&dream」が入る「徳山銀南街ビル」9階で10月30日、フランス料理を学びながら食事を楽しむ「アトリエランチ02」が開催される。

前回開催のメイン料理「鴨のローストとサツマイモのリヨン風」

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 主催は、周南市のフランス料理店「ル・ソルシエ」オーナーシェフの橋本桂一さんを中心に、市内のフランス料理店シェフやパティシエなど専門家らで組織する「Atelier(アトリエ)」。

 同イベントは今回で2度目。橋本さんは「フランス料理は難しいと感じる方がまだまだ多く、その垣根を取り払いたい」と話す。当日は、アミューズ・前菜・主菜・パン・デザートのコースメニューを用意し、シェフ自らが作った料理の解説やテーブルマナーを説明。参加者からの質問に応える。

 橋本さんは東京でのフランス料理修業の後、2012年に地元周南市へ戻り、歴史的な建物を会場にした食のイベントや萩焼・地元作家とコラボレーション、阿東町での特産品の開発など地域に関わる活動を積極的に展開してきた。2015年8月にはフランス料理店「ル・ソルシエ」をオープン。「記念日や誕生日など特別な日や客の思いに、一品一品合わせた料理を提供したい」と1日1組限定でコース料理を提供している。

 「アトリエ」の結成理由について、橋本さんは「地方では専門性の高い職業は成立しづらいと思われがち。丁寧にその価値や情報をお客さまや地域に発信していくことで成り立つことを証明したい。地元に戻ってきたいと考える専門家や職人にそのニーズを掘り起こすことも仕事になると伝えたい」と話す。

 開催時間は13時~15時。定員16人。参加費は3,240円。定員になり次第締め切る。月1回のペースで開催予定、次回は11月16日開催。申し込みはアトリエフェイスブックページまで。

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