臨済宗寺院「普賢寺」(光市室積)境内で5月14日、「普賢まつり」が始まった。
江戸中期から続くといわれる歴史ある同祭り。同寺院を開山したという僧・性空上人の命日にちなみ毎年5月14日・15日に開かれ、例年4~6万人の人出でにぎわう。本尊の普賢菩薩は「ふげんさん」の名で親しまれ、「延命」や「海運守護」に御利益があるとして地元で知られる。
初日は、近隣の小学校や中学校が午後から休校となり、多くの子どもたちでにぎわいを見せた。この日の気温25度を超える夏日となり、かき氷をおいしそう頬張る来場者の姿もあった。
海商通りから同寺院境内の区間では、飲食や海産物販売、刃物などの日用品や雑貨販売、お化け屋敷など約190店が立ち並ぶ。
開催時間は22時まで。5月15日まで