飼育員が担当動物を撮影した「秘蔵写真展2」が9月15日、周南市の徳山動物園(周南市徳山)の展示館で始まる。
昨年4月に初めて開催し、ネットニュースなどで話題を呼んだ写真展。今回は、飼育員が担当動物を撮影した写真43点に加え、動画5点も公開。生体展示だけでは伝わりにくい動物の特徴を飼育員目線で解説することで、来場者に動物の新しい一面を伝える。
生後1カ月半のレッサーパンダや岩国市の川で保護されたオオサンショウウオなど一般展示されていない動物たちをはじめ、麻袋の穴からひょっこり顔をのぞかせるコツメカワウソ、巣箱の中で無防備に寝転がるミーアキャット、だるまのような姿が愛らしいダルマワシ、スリランカゾウの口の中の様子など、担当飼育員しか見ることができない動物たちの様子を紹介している。
動画コーナーでは、ミーアキャットの子どもや、ホシガメの産卵、新ペンギン舎へ引っ越し、猛獣たちの寝室での様子、ヨウムが「はとぽっぽ」を歌う様子の5点の動画を常時上映する。
飼育員の佐藤優里さんは「写真を見て動物の新しい発見を見つけてほしい。動画コーナーでは写真だけでは伝わりにくい、音や動きに注目してほしい」と来場を呼び掛ける。
開園時間は9時~17時。11月25日まで。