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周南の中高生が「周南クッキー夢サンド」開発 地元産の牛乳やリンゴ使う

「周南クッキー夢サンド」を持つ原さん(左)と桑田さん(右)

「周南クッキー夢サンド」を持つ原さん(左)と桑田さん(右)

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 周南市の秋月中学校と徳山商工高校が12月13日、「周南クッキー夢サンド」を共同開発した。

「周南クッキー夢サンド」きなこ(左)とりんご(右)

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 「周南クッキー夢サンド」は、アイスクリームをクッキーで挟んだ商品で、味は「きなこ」と「りんご」の2種類。藤井牧場(周南市和田)の牛乳、瀬田農園(周南市八代)のリンゴのほか、きなこや蜂蜜など地元産食材を使う。

 商品開発のきっかけは、秋月中学校家庭科教諭の兼重斉子さんが地域食材を使った料理を考える授業を行ったことから。同中学の2年生が考案した数十点のレシピを兼重さんが徳山商工高校に提案し、同校商業科マーケティング班の3年生19人が5月から商品化に取り組んだ。開発に当たっては、周南コンベンション協会の提案でジェラート店「ジュラテリアクラキチ」(周南市銀座)が協力。クッキーは、普段から地元高校の開発商品に携わっている「ミニヨン手作り工房カワムラ」(周南市秋月)が協力。秋月中学校で合同試食会を重ね、完成にこぎ着けた。

 「しゅうニャン市」のネコが描かれたクッキーのデザインとネーミングは中学生の案を採用。パッケージの商品シールは同高校の生徒が担当した。

 レシピ原案に採用された同中学2年の原穂乃花さんは「アイスをクッキーに挟む前と後で、味の印象が変わるため、甘さの調節に苦労した。見た目も味も楽しんでほしい」と笑顔を見せる。同高校3年の桑田祐菜さんは「無事、商品化できてうれしい。子どもから年配者まで幅広い世代の人に食べていただけたら」と呼び掛ける。

 価格は1個=300円。2019年1月から周南観光案内所「まちのポート」(周南市みなみ銀座)で販売する予定。

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