光市の冠山総合公園(光市室積村)で2月16日から「第32回梅まつり」が開かれる。
冠山総合公園にある菅原道真由来の梅園では100種、約2000本の梅の木が植えられ、毎年梅の花が見頃を迎える2月中旬から3月頭にかけて梅まつりが開催される。
期間中は毎週末、ダンスパフォーマンスや音楽ライブなどのステージイベントや、地元高校や抹茶教室による茶席、フリーマーケットなどを行い、「梅小町」に扮(ふん)した女子大学生らが着物姿で園内を案内し花を添える。
初日の16日12時から、オープニングイベントとして聖光高校箏曲(そうきょく)部による演奏、光井小学校子ども太鼓による演奏、餅まきなどを行う。17日10時30分からは、市内幼稚園、保育園による駅伝大会や、冠梅園合格梅の種飛ばし大会などを開く。
3月3日11時から、イベントステージで大正琴、詩吟、日舞、剣詩舞(けんしぶ)の芸能発表会が開かれる。
期間中、園内の売店「ひかり花館」などで、餡(あん)とシロップ漬けされた甘酸っぱい梅が丸ごと1個入った「梅大福」(1個130円)が限定販売される。
同園管理事務所の福永千恵さんは「今年は暖冬の影響で梅の開花が早く、すでにあちらこちらで咲き始めている様子。お早めに足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。
梅まつり期間中、土曜・日曜のみ別途入園料(100円)が必要。3月10日まで。