周南コンビナート周辺で2月23日、「工場夜景の日」記念イベントが開催される。
周南市を含む全国の工場夜景都市11市が加盟する「全国工場夜景都市協議会」が定めた「工場夜景の日」。各都市が連携し、工場夜景の魅力を全国に発信することを目的に、各地でさまざまなイベントを展開する。
今回初の試みとして、同協議会が加盟する都市別に作成した「全国工場夜景カード」を配布する。カード表面に周南コンビナート夜景の写真、裏面では夜景の見どころや主な観賞場所、市の情報を紹介する。
周南市の工場夜景カードは1500枚を用意する。「工場夜景クルーズ」「工場夜景撮影講習会」参加者のほか、徳山駅前図書館2階インフォメーションスペースで15時から17時30分まで配布する。
同図書館では16時から、周南工場夜景のファンでもあり、シンガー・ソングライターの小林未郁さんによる音楽ライブ、夜景写真家・川北茂貴さんと小林さんによるトークショーを行う。
周南市観光交流課の徳原常臣さんは「工場夜景クルーズや工場夜景写真講習会など、即日定員に達したイベントもあり、回を重ねるごとに市内外からの反響が大きくなっている。市民の方にも当たり前のように見ている景観が、誇れる観光資源になっていることに気づいていただけたら」と話す。
同日17時からは、出光興産、東ソー、トクヤマ、日新製鋼、日本ゼオンのコンビナート企業5社が協力し、工場照明の全点灯を行い夜空を彩る。