JR岩徳線玖珂駅と周防高森駅で3月1日、駅情報をまとめたコレクションカード「駅カード」の配布が始まる。
周南市、下松市、岩国市の3市と山口県、JR西日本で組織する「JR岩徳線利用促進委員会」が、利用促進と沿線の観光スポット周知を目的に作成した同カード。昨年に次ぎ2回目。シリアルナンバーを入れ、写真やデザインも一新した。青色ベースから緑ベースに変え、すべて集めてつなげると電車のマークが完成する仕掛けも施す。
カードは徳山駅から岩国駅まで全16種類、各100枚を用意する。表面には駅の写真、所在地、開業日、駅の構造、運営形態など、裏面は駅周辺お薦めスポットや駅時刻表にリンクするQRコードなどをプリントする。
配布場所は玖珂駅と周防高森駅の2駅のみで、同駅での乗降時に駅係員に乗車切符(青春18きっぷ含む)を提示し、駅カード配布を申し出ることで、好きな駅カード1種類を受け取ることができる。定期券提示は交換不可。全16種類を集めた人の中から抽選で20人にオリジナルカードホルダーを進呈する。
周南市都市政策課の武居純也さんは「シリアルナンバーにより世界で一枚だけのカードに仕上がった。コンプリートを目指して多くの方に岩徳線を利用してもらい、周辺の観光エリアに足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。
配布時間は平日=6時30分~18時。4月10日まで(カード無くなり次第終了)。