周南フィルハーモニー管弦楽団の「第10回定期演奏会」が3月16日、周南市文化会館(周南市徳山、TEL 0834-22-8787)で開かれる。
周南フィルハーモニー管弦楽団の「第10回定期演奏会」のチラシ
「周南市をオーケストラのある街に」をコンセプトに掲げ、県東部で初となる市民楽団として2014年1月に発足し、今年で5周年を迎える同楽団。団員は現在33人。
当日は、第1回公演から参加している指揮者の栗田哲海さん、初共演となる下松高出身の新人ピアニスト・森永康夫さんを招き、モーツァルトの「歌劇『魔笛』より序曲 K.620」、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品.73『皇帝』」、ベートーヴェンの「交響曲第5番 ハ短調 作品.67『運命』」を演奏する。
同楽団代表でヴァイオリニストの中村素子さんは「バックアップしてくれる地域の人々のおかげで記念となる10回目を迎えることができた。これまで積み上げてきた成果、『魔笛』、『皇帝』、『運命』といった有名曲を選曲できるようになり、やっとここまできたかと感無量。オーケストラになじみのない方もご存じの名曲なので、生の演奏を聴きにきてほしい」と話す。
16時15分時開場、17時開演。入場料は、指定席=2,000円、自由席=1,000円、高校生以下無料。開演前にロビーでウェルカムコンサートを行う。チケットは周南文化会館などで販売する。