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下松出身監督の映画「ウルトラマンR/B」が公開へ 自分の体験をかぶせる

ポスターを持つ武居監督

ポスターを持つ武居監督

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 下松市出身の武居正能さんが監督を務める映画「劇場版ウルトラマンR/B(ルーブ) セレクト!絆のクリスタル」が3月8日から全国公開される。

ウルトラマンR/Bの監督サイン入りポスター

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 下松市東豊井出身の武居さんは1978(昭和53)年生まれの40歳。下松小学校、下松中学校、光高校を卒業し、東京・調布市の「日活芸術学院」に進んだ。学生時代から円谷プロダクションが製作するウルトラマンシリーズにスタッフとして参加していた。その後、テレビシリーズの「ウルトラマンオーブ」や「ウルトラマンジード」で監督経験を重ね、「ウルトラマンR/B」では初のメイン監督を務めた。劇場版となる今作品で映画監督デビューとなる。

 「ウルトラマンR/B」はテレビ東京系列で2018年7月から12月にかけて放送。主人公の兄弟2人がウルトラマンに変身する、シリーズ初の展開で、兄・湊カツミ(ウルトラマンロッソ)と弟・イサミ(ウルトラマンブル)を取り巻く家族の絆がテーマ。ともに成長しながら強大な敵に立ち向かっていく姿を描く。

 劇場版はテレビシリーズの1年後が舞台で、それぞれの夢に向かう兄弟に新たな敵が忍び寄る。劇中では末妹・アサヒが変身する「ウルトラウーマングリージョ」や、3人のウルトラマンが融合することで誕生する「ウルトラマングルーブ」、敵か味方か謎に包まれた戦士「ウルトラマントレギア」が新たに登場する。

 武居監督は「思い悩みながら、未来に向かって夢を追いかける兄弟とそれを後押しする家族と仲間の話。作品の中では、自分が山口から映画監督を目指して上京した時の感情を思いっきりかぶせた。映画を見る子どもたちにも、目標を掲げ、新しいことにどんどんチャレンジしてほしい」と話す。

 周南エリアは4月12日から、ムービックス周南(下松市中央町)で公開する。

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