マルシェイベント「ニジマル」が4月28日、光市の虹ケ浜海岸沿いにある「なぎさ公園」とその周辺で開催される。
イベントは、地元の有志団体「NIJI LAB」が主催。「地域に根付くすてきなもの、人に触れ、感性豊かな子どもたちを育みたい」との思いから企画した。山口県内をはじめとする飲食店や農家、工芸作家など約30店舗が参加しイベント限定品を用意するほか、福岡県在住イラストレーター諫山直矢さんの原画を販売。虹ケ浜海岸沿いの道路を一部歩行者天国にし、大道芸人「ピエロック一座」による人形劇を展開。虹ケ浜海岸ではシャボン玉職人「シャボン玉おじさん」によるシャボン玉体験もできる。
出店者は、焼き肉店「七輪焼ホルモン えび壽」、パン店「Chez L'ami Jot(シェラミジョ)」、サンドイッチ店「三角屋」、イチジク農家「IZUHO FARM」、マレーシア料理店「ブキッビンタン」、ハンバーガー店「KUTI」、菓子店「La petite mame(ラ・プティット・マメ)」、農家民宿「fu do ku kan bamboo」、ジェラート専門店「Gelateria Kurakichi」、パキスタンカレー店「KNOT」などの飲食店や園芸店「保のか」、アパレルブランド「群言堂(ぐんげんどう)」、帆布工房「立花テキスタイル研究所」など。
ワークショップブースでは、生活雑貨店「無印良品」によるオリジナルバッグ作りやい草の枕作り、革工房「Hearty」によるレザータグの刻印体験、梅田病院による手形足形アート体験などもできる。
NIJI LABのスタッフは「作り手さんや表現者さんと直接、コミュニケーションできるイベント。ここでしか手に入らないニジマル限定品も多数そろっているので、子どもから大人まで幅広い世代の人に楽しんでいただけたら」と呼び掛ける。
同時開催イベントとして、虹ケ浜海水浴場で浅江中学校の生徒らが住民らと取り組む「虹の鯉(こい)のぼりプロジェクト」の集会が開かれ、光丘高校吹奏楽部の演奏や演劇部による野外劇が披露される。東日本大震災の復興を願う同プロジェクト。6年目を迎える今年は、虹ケ浜に140匹のこいのぼりを掲げ、日没から21時までライトアップを行う予定。5日まで。
開催時間は10時~15時。