小学生を対象とした職業体験イベント「こどもっちゃ!商店街」が11月23日の「勤労感謝の日」に、周南市の徳山商店街で開かれる。
主催は、周南市や徳山商工会議所、中心市街地活性化協議会、まちあい徳山などで組織する実行委員会。職業体験を通して子どもの夢や労働観、職業観を育てることを目的に2011年に始まった。今回は10回目を記念として、ロゴ入りエコバックを先着1000人に進呈する。
職業体験の対象は小学生で、商店街の実店舗や飲食店のマルシェブースを設け、テレビ局やカメラ店、ジェラート店、レストラン、文房具店、美容師、警備員、郵便局員など約90種類の職業の中から好きな仕事を選んで体験する。
当日8時30分から、「ピピ510」(周南市糀町1)1階展示ホールの「こどもっちゃハローワーク」で受付を開始、仕事先を探し申し込む。朝礼を行った後に職場に移動し仕事に取り掛かる。仕事により体験時間は異なるが、1つの仕事につき500円で体験。職業体験後は、徳山銀座中央駐車場内に設けられた「こどもっちゃ税務署」で給与明細をもらい、「こどもっちゃ銀行」で会場内通貨「Moccha(もっちゃ)」200円分を受け取る仕組み。Mocchaは当日、イベント参加店などで買い物に使うことができる。
実行委員の内山美保さんは「記念すべき10回目。自分が働いて、給料をもらって、買い物をする、社会の仕組みを子どもたちに肌で体験してもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時30分。