スマートフォンでためるデジタルポイントカード「周南ポイントカード/SHUPOCA(シュポカ)」の誕生発表会が11月22日、徳山駅前図書館・インフォメーションスペースで行われた。
運営は、まちづくり会社「まちあい徳山」(周南市みなみ銀座1)。徳山商工会議所の協力の下、周南の中心市街地の活性化と市内の回遊性の向上を目的に、アプリのダウンロード数やどのように回遊しているのか調査する。実証実験は来年11月まで。
同カードは、周南市内の公共施設や店舗でオリジナルポイントがたまるポイントカード。利用者は、CCCマーケティングが運営するポイントカードまとめアプリ「スマホサイフ」をダウンロードし、同カードを登録。各所に設置されたスタンプ端末にスマートフォンをかざすことでポイントをためることができる。
ポイントは、参加施設や店舗ごとに1日1ポイントが付与され、5ポイントがたまると毎月第4土曜に徳山駅前商店街で開かれる「えびす市」などで、徳山駅前商店街で使える「プレミアム商品券」(100円~1万円分)が当たるガラポン抽選会に参加できる。
現在、スタンプ端末は、徳山動物園、徳山駅前図書館・市民活動支援センター、蔦屋書店内物販カウンター、周南市役所・オレンジカフェ入り口付近、JR徳山駅、防長交通「ちょい乗り100円バス」、ボートレース徳山など9カ所11台設置され、「えびす市」や「徳山あちこちマルシェ」などのイベント時にも設置する。
まちあい徳山の河村啓太郎社長は「まずは利用者の多い公共施設を中心に設置し、ダウンロード数を増やしていきたい。協力してもらえる店舗も増やし、街中を楽しんで歩くだけでポイントがたまる『シュポカ』で、中心市街地の魅力をPRしていきたい」と意気込みを語る。