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周南・徳山下松港 中学生が内航船学ぶクルージング、海で働く選択肢も

操舵室で船の仕組みを学ぶ中学生

操舵室で船の仕組みを学ぶ中学生

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 中学生に内航船について知ってもらおうと11月28日、海上から周南コンビナートを見学する港内クルージングが行われた。

貨物船の着岸をサポートするタグボート

 内航船とは、国内輸送に使われる船のこと。同イベントは、中国運輸局山口支局と山口県内航海運組合が、進路を考える時期を迎える中学2年生に内航海運や船員の仕事などに興味を持ってもらおうと企画した。この日は、周南市の山間部に位置する須々万中学校(周南市須々万本郷)の2年生34人が参加した。

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 徳山下松港福祉センターで行われた講義では、船の種類やその役割、内航海運が国内輸送活動量4割を超えることや、輸送効率が良く環境に優しいことを学んだ。

 その後、大津島巡航のフェリーに乗り、「トクヤマ」「東ソー」など周南コンビナートで原材料を運ぶ船や着岸のサポートをするタグボートの様子や、石炭を荷揚げする「周南バルクターミナル」を海上から見学した。クルーズ後はフェリーの操舵室内を見学し、船の動く仕組みや操舵方法を学んだ。

 見学後、生徒らは「操縦席のボタンが多くてすごいなと思った」「船の輸送が便利なのがよく分かった」「海の近くにある企業の仕事内容や輸送のこと、船の役割ついて学ぶことができた」「海の仕事に興味を持てた」など感想を話した。

 講義を担当した山口県内航海運組合の重枝浩二理事長は「山間部の中学生ということもあり、初めて見ること、聞くことが多かったと思うが、まず海に興味を持ってほしい。海で働くという選択肢もあることを認識してほしい」と話した。

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